FLYFOIL
やっぱり軽量化はレスポンス向上に・・・・メーカーはストリート、ノーマルユースですが
ここはチューニングバイク、やっぱり15%の軽量化をしてみました・・・・


知人のバイクのフライホイル加工を頼まれました・・・
8〜10%軽量化を言われたのに・・・・・
ここは厳密に計算、強度とレスポンスのUPを考慮して
15%に挑戦してみました。(チャレンジャーな管理人)
市販品は10%軽量加工しかないもんね!!

(ノーマル品)   (加工品)
バイクのフライホイル   加工後・・・厳密な計算から15%軽量
 
加工前:1070g   加工後:930g
 
 
     
加工前:4.8mm   加工後:3.0mm
 
 
     
フライホイルは、5mmの板材からどうやらプレス加工でされているようです。
肉厚を約3mm確保この条件で加工を計画・・・・
側面は、実測4.8mmでした3.0mmまで追い込みます。外周部は、遠心力も加わって
強度も必要と考えます、厚みで1.0〜1.5mmの切削加工にとどめました。
これで、外周部は肉厚3.3mm〜3.8mmを確保できます。ウン!強度も充分!!
寸法上の容積から加工量を計算します・・・・・このときにおおよそ幾ら軽量するか決めます
今回は、チューニングバイクと言う点を考慮して、15%と目標を設定・・・・・・電卓片手に
側面は3.0mm厚にしようと思いますので、続く円周部は、1.3mmの切り込み・・・
外径で2.6mmの小径化と成ります、タイミングドクを残しエンジン側の方は残りの調整
切り込み量は1.0mmとします、インジケーターマークを残す様に削ります・・・・・(^^ゞ
計算上はこれでおおよそ935gほどの計算・・・実際は930g(誤差0.0053%)

実際に加工に入り、刃物の設定に困りました・・・・仕上げ面がどうしても旋盤目が残る・・・・
ツルツルした様な、加工面にするには、研磨仕上げが・・・・・通常必要ですが・・・(>_<)
管理人は持っていません!!どうしようか手持ちの刃物を眺め\(◎o◎)/!
ひらめきました・・・・トラバース加工をしよう・・・・後から研磨などが行ないにくい時など
行なう方法です、これは特別特殊な刃物も必要なく、サクットできます・・・・(^^)v

見てください、旋盤加工だけでこの輝き・・・チョッとご満悦な管理人です・・・v(^^)vデェヘ

 

 注意事項  この加工は、旋盤を用いて行ないます。バランスに関しては、静的バランスのみです。
このような、加工は真似などされた場合、フライホイルの破損、エンジン破損など、
非常に危険です、最悪クランクカバーの破損、飛散などで、思わぬ怪我をします。
万一、この記事をご覧になられて、まねなどされて、怪我、バイクの破損など発生しても
管理人は、一切の責任は負いません。また、ご覧の上、加工の依頼などもされても
申し訳ありませんが、行ないませんので、そのような質問には、一切回答しません。
この加工は、管理人と、管理人の知人とのあくまでも、遊びです。ご了承下さい。

 


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